【2月22日】
いよいよ今年Jリーグが始まる…!
毎年この季節はわくわくするけれど、今年は新監督のもとでどんなチームになっているのか、新鮮な気持ちが強かった気がする。
ところが、悲劇はここから始まった。
ドイツ時間の朝5時に起きてDAZN待機しようとしたら、なんと昨日まで繋がっていたVPNがDAZNからブロックされている。
Twitterで調べてみると、海外在住のJリーグサポーターがみんな困っていた。
何とか繋がるものを見つけることができたのは、試合終了のタイミングだった。
そこから見逃し配信を3回ほど繰り返してみたのだが、試合自体の印象が弱いのは、やはり海外住みであることに対しての弊害を受けて、かなりショックだったからに違いない。
しかしこの頃、日本へ帰国できる日時も確定。
帰国中に3試合も現地観戦できそうだったので、それを楽しみに思う気持ちでいっぱいだった。
【2月25日】
新型コロナウイルスの感染拡大により、3月15日までの公式戦94試合の延期が決定。
当然、落ち込んだ。
とはいえ、この頃はまだ、15日以降になればスタジアムに行けると信じていた。
【2月26】
#エアルヴァン杯GL仙台vsC大阪
この時の様子をくわしくまとめているKさんのnoteを拝借。
https://note.com/vegaforza/n/nc8255571c8f4
Twitterで、サッカーで、つながるサポーターたち。
これは面白いな、と素直に思った。
それから何週間経ったろう。
ベガッ太さんのブログにもあったように、Jリーグのない週末が、当たり前のようになってくることに対して不安や寂しさを覚えた。
https://www.vegalta.co.jp/blogs/vegatta/?p=17775
【5月20日】
5月も末に差し掛かる頃、ベガルタのLINEオープンチャットで目にした「#みんなでカントリーロード」の企画に心が揺れた。
そう、みんながサッカーを、Jのある日常を、ベガルタを、心待ちにしていたのだ。
改めてそれを実感したし、この想いを形にして、たくさんの人に届けることができたらなんて素敵なんだろう、と思った。
とはいえ、仙台生まれでありながら、ちゃんと試合を観るようになった頃には関東アウェイ組だったわたしにとって、その輪に飛び込むのは少し勇気のいることだった。
ベガルタが好きで、試合にも行くしグッズも買うが、わたしはいつも父と一緒にメインorバック、ひとりの時ならサポ自に行くことがあっても、上の方でぽつんとしているタイプだ。笑
当然、サッカーの知識が豊富なわけでもない。
しかし、そんな心配は無用だった。
いざ企画を立ち上げたKさんや、幹事部屋の皆さんと話をしてみると、とてもあたたかく、楽しい気持ちになれた。
それぞれがそれぞれの立場で応援をしていて、ベガルタが好きなことに変わりはない。
この企画を通して、こういう出会いの機会を得られたことにも、本当に感謝している。
デザイナーのいたばしさんや、シンガーソングライターのLihoさんが企画に携わってくださっていることだけでびっくりしていたのだが、そこからの広がりがまたすごいものだった。
音楽の基盤づくりをしているうちに、みるみるうちにサポーターの写真が集まり、音が集まり、ベガルタに関わるスポンサーや地域のお店、有名人の方々などにも波及し、信じられないくらい大きな企画になっていったのだ。
そして、
【6月15日】
ついに、ベガルタ仙台サポーター有志によって作られた動画、#みんなでカントリーロード が公開された。
https://twitter.com/revegalta/status/1272484239238258694?s=21
動画公開に際して、ラジオやテレビ、雑誌などにも取り上げていただき、驚いたことは言うまでもない。
そして、一番感動したのはこれ。
https://twitter.com/kuni32kun/status/1276690710784167936?s=21
今回はTwitterでの関口選手の投稿を引用させていただいたが、SNSを通して選手たちから送られてきたこのアンサーソングを見て、「届いたんだな」と嬉しい気持ちになったと同時に、“本物の”『みんなでカントリーロード 』になったことを実感し、胸が熱くなった。
【7月4日】
いよいよ明日、無観客のリモートマッチとはいえ、J1が再開する。
先週末にはJ3とJ2が再開幕し、どの試合を観ようかと悩めることに喜びを感じていたが、やはり、ベガルタの試合を観ることができると思うと心が躍る。
第二波の襲来や、いつおさまるのか分からない不安ももちろん払拭できない環境ではあるが、やっとここまで辿り付くことができたことに喜びを隠せない。
がんばっている人たちへの感謝の気持ちも忘れず、自宅から、精一杯の気持ちを込めて、応援したいと思う。
一連の出来事を、備忘録としてまとめておく。