departure

本日、この二年間で何よりもプレッシャーだった、車の運転免許を取得することができた。

これで一安心、というところだ。

 

 

「今年は『合格』の一年だったね」

と、一緒に科学クラブを担当してくださったベテランの先生から言われた。

 

教員採用試験に中学校理科で合格したこと。

ドイツへの留学が決まったこと。

車の運転免許をとれたこと。

 

 

 

それにしても、この一年間はほんとうに忙しかった。

 

初めての自分のクラスで、まがりなりにも担任としてやってこれたのは、去年の四中での経験と、二小の先生方のおかげに他ならない。

相変わらず毎日イライラしていたし、もちろん悔しいこともたくさんあった。
それでも、井原先生のもと、合唱団で素敵な経験をさせてもらって。
わたしのいた5年2組は、誰一人手放したくないくらい大好きで、大切なクラスになって。

 

忙しくも、本当に幸せな一年間、いや、二年間を過ごすことができたなぁと、しみじみ感じている。

 

また、様々なことを教えていただいただけでなく、採用を辞退することに際して、相談に乗ってくださり、あたたかく送り出してくださった周りの先生方には心から感謝している。
もちろん、ドイツ行きが決まり、励ましてくれた友人たちにも、お礼の言葉はつきない。

 

 

担任として本当に毎日が充実していた一年。
今まで病気のことで諦めていた運転免許をとることができた一年。
親友の結婚式があり、大切な友達と大切な時間を共有できた一年。
ピアノのお仕事もいろいろいただいて、改めて演奏を続けていきたいと強く感じた一年。
そして何より、ずっと考えていた留学を何とか現実にすることができた一年。

今年度は、わたしの人生で、とても大きな意味のある一年となった。

 

 

 

4月2日の便で、ドイツへ発つ。


まずは明日の離任式で、きちんとけじめをつけてくること。
そして、4月からは、できることはとことん挑戦してみること。

 

もう26になる年だが、また新しいスタートを切って、わたしらしく、生きたいと思う。