Dialy Y2018

4.4 21:49

転任してきて周りの先生方に最初に聞かれたのが「卒演は何を弾かれたんですか?」って… すごくない??

 

 

4.14 21:51

I先生に「これだけ弾ける人が来てくれて本当に心強いし、今日は先が見えてわくわくした。二小に来てくれて本当にありがとう。」って言われて、わたしも久しぶりにわくわくした。全国目指してわたしも一緒に頑張れるのは幸せ。前四中の校長先生である惨事には感謝しかない。

 

 

4.22 21:54

風邪かなぁ。さすがに疲れちゃったみたい。大人しく寝るか。

 

 

4.23 20:58

このところ喉が痛くて、変な声の出し方になっているのかな… なんて思っていたのだけれど。家に帰ってきてから耳鳴りが酷くて動けない。せっかくの振替休日も合唱団の練習後、明後日からの実験準備をして終わってしまった。

 

 

4.26 22:11

この前の授業参観でやたら熱心に観てくれている人がいるなぁと思っていたら、つくばの研究機構にお勤めのお父様だった。「植物の発芽の授業、すごく楽しくて、私も興味深く拝見させていただきました。兄弟と半分半分で参観するつもりが、気になってずっと先生の授業に参加しちゃいました…」なんて言われたのがすごく嬉しかった本日の家庭訪問。大人が聞いても楽しめる授業をつくること。これはU先生から受け継いだもののひとつ。

 

 

5.14 21:23

喉が治らないよ! 喋りたくなくなるのもそうだけれど、一番は、ごはんを思うように食べられないのが辛い!

 

 

5.17 22:31

昨年度末、やっぱり来年度は自分のクラスがほしい、って思うようになって。今年度、自分のクラスができて嬉しくて。けれど、小学校では好き勝手できないから、何だかなぁと思うところが大きくなってきて。でもでも、やっぱり幸せ、って思った今日一日でした。

 

 

5.23 21:23

所課長訪問、参事が教室の前から入ってきてニコってするものだから思わずニコって返しちゃった。怖い訪問だったのが、何となく安心してしまった。

 

 

5.26 21:10

今日は二小合唱団に作曲家の三宅先生がいらして、噂通りのイケメンで、謙虚で、声がきれいで、素敵だった。たった一言で、声が変わって、本物の魔法使いだった。井原先生だって全国的にすごい先生なのに、それをはるかに超えていた。かっこよかった。惚れた。

審査員をしている時も、背筋を伸ばして椅子に座って、本当に熱心に歌を聴く人なんだとか。「去年、みなさんの歌をコンクールで聞いた時、審査していたにも関わらず、涙が出てきたのを覚えています」って言ってくださって、びっくりした。

さらに、「こんな素敵な伴奏で毎日練習できるなんて、二小の合唱団は本当に恵まれていますね。」なんて言うものだから。悔しい気持ちになった。

わたしはいつも、夢ばかりみて。それなのに努力が足りなくて、いろいろ失敗してきたけれど。行く先々で良い経験をさせてもらっているのは事実で。それなのにこの経験を生かせていないのも事実で。

でも、ほんとうに、子どもたちの歌で弾けるのはしあわせで、すごく楽しいです。ありがとうございます。

 

 

5.27 17:09

去年の計画訪問は、理科部で集まって何回も指導案見てもらって、予備実験にも付き合ってもらって、授業まで見てもらって… 改めて思い返しても、本当に贅沢な環境だった。

ベテランが多い学校とはいえ、理科部がいないのはやっぱり辛い。今日からの1週間は、毎日少しずつ理科室の片付けと薬品受払簿の整理もしなきゃだし。

 

 

6.3 10:37

土日がくる度に風邪っぽくなるから、きっと疲れているんだろう。と思うことにする。

 

 

6.5 21:27

とりあえず、喉がイガイガで咳が止まらない。

 

 

6.9 9:47

これからNコンの予選会場、ひたちなかでホール練です。子どもたちと一緒に電車に乗るのはちょっとドキドキ。

 

 

6.14 21:27

身体は元気になっても心はぐらぐら。

久しぶりのお店に一人でお邪魔したら「以前にも来てきただいたことありますよね?」と言われてとても驚いた。木曜日だけどひとりでふらっと飲んできました。本当はもっとゆっくりしたかったけれど、木曜日だからね。

 

 

6.30 12:46

今日は市民会館で三宅先生のレッスンだった。

ステージの上、スポットライトを浴びて光るピアノの前に座って泣きそうになった。2時間のレッスン、そして三宅先生の最後の一言に泣きそうになった。寒いくらいのホールを出て、一気に夏の空を浴びて泣きそうになった。

彼の心の中にあるものが、手に取るように分かった。気がした。そんなことを言うのはおこがましいと重々承知だが。何というか、彼の作った音や、紡ぎ出した言葉からそれを疑似体験したかのような。彼の琴線にふれたかのような。そんな感覚。

ああ、きみは、まるで「ひかるひとりぼっち」だ。

 

 

7.6 19:38

自由参観が無事に終わりました。放課後、校長先生に呼ばれて「帰りなさい!」と言われて周りから「がんばれ!」コールを浴びながら6時前に学校を出されたのだけれど… 勉強していないのに受かるわけないよねぇ。

 

 

7.19 22:27

今日学校に行ったら、いつも話しかけてこないサッカー少年に「先生、昨日ベガルタ負けましたね。8点とられて。」って言われた。負けたことよりその子が話しかけてきてくれたことが嬉しくてにこにこしちゃったのは内緒。

 

 

7.31 22:37

どういう風に音楽と関わって生きていくか、そろそろ決めなきゃいけないよね。でもひとつだけ。このままステージから離れていくのは嫌だ。今日、心から思ったこと。

 

 

8.1 19:12

今日のNコンの審査、納得がいかない。審査員の皆様方には勉強して出直してきていただきたい。本当に、うちが銅だなんであり得ない。

元気に仲良く歌えればそれでいいわけないでしょう。あくまでコンクールの審査だよ?「今日初めて課題曲の楽譜見て…」って、それでもあなた音楽家ですか?

演奏順のせいだけじゃない。楽譜に真剣に向き合ってきた結果がこれ、っていうのがとても悔しい。

 

 

8.2 20:21

覚悟を決められない。今日、最後のホール練でピアノを弾きながら考えてしまった。かと言って、世間の常識に逆らって、働かずに何かを成し遂げる自信もない。やっぱり教員になって正々堂々と大学院にでも戻る? 何が正解で、何がしたいのか… 相変わらず、迷子。

 

 

8.8 25:38

自己申告書、ようやく下書きを始めてみたけれど、いくらやっても手が止まる。それらしいことならいくらでも書けるけれど、本音が書けない。頭がぐるぐるする。深夜にやることじゃないね。

 

 

8.9 24:44

今日は講師対象の二次試験対策研修でした。橋の上で足が止まったのは、空に見とれていただけじゃない。道中、何度も胸が苦しくなったのは、台風のせいで調子が悪かっただけじゃない。

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8.17 23:24

メガネだと、コンタクトほどは良く見えないのだけれど、星が光っているのは見えるわけで。深夜にコンビニまでの道を歩いているだけで、なんだかちょっと、感傷的というか。

明日は行きたくないなと思うのに、逃げ出す勇気なんて当然なくって。夢ばかり見ていて、結局は、やってみようという努力もできず。しかし正式に就職できたら、ひょっとしてわたしも変われるかしら。

 

 

8.19 13:53

昨日はわりとぎりぎりの時間に出発し、バスを間違え、タクシーで駆けつけたらテストが始まるほんの数分前、というところだった。

わたしが遅刻したのは人生で2回目よ。1回目は、高校の私立入試の日。やりたくないことに関して、無意識に行動に出ちゃうのね。

今日の個人面接は、わたしの好きなことしか話していない。音楽と宇宙と塾での話。聞いていた話と全然違うのだが。

「ピアノが専門なのですよね? よく通るきれいな声で。同じ一言でも、きっと貴方の言い方だと変わるんだろうなという印象を受けました。」と言われた。褒められているのかと思ったけれど、中身はない、って言われていたのか? その面接官の最後の質問も意味深だった。きっとあの人も音楽家なのだろう。

全くのノー勉で一次試験に受かってしまい、先輩先生が過去勉強していた時の資料を貸してくださったものだから、やむを得ず目を通し… 少しは面接の心構えをしていたのだが、全く正反対な面接だった。ちなみに、面接官の中に教育実習でお世話になった先生がいて、向こうも「リストのバラード弾かれていた!」って覚えていてくださった。嬉しかった。

 

 

8.22 21:43

音楽主任に「受かったら、来年もそのまま二小にいられないのかな?」と本気で聞かれて、もし受かったとしてもここを去るのは嫌だと心から思った。来年もうちの合唱団でピアノを弾いてほしい、と言われてドキドキした。

一緒に音楽したい、って思える人に出会えるのはとても幸せなことだと思っている。片想いも多いけれど。だがら、今日言われたその言葉が、ほんとうに嬉しかった。

 

 

9.7 21:44

世界湖沼会議に四中科学部がお呼ばれしていて、いま去年の論文の英訳を手伝っているのだけれど。なんと、追加でピアノのお仕事も舞い込んできた。10月から来年の5月くらいまでは月1以上でステージに上がれそうだ。

 

 

9.25 22:34

次の進路が確定できずにもどかしい。けれど、きっとこの道で、と心は決まっていて。あとは結果が伴うかどうか、ってことだけで。でも、もし上手くいかなくとも、教員の仕事は一度辞めると思う。

 

 

10.3 20:40

いろんな先生方の間で心折れそうになったけれど、純粋に子どもたちと過ごした時間は楽しかった。宿泊は眠る時間もない、って言うし、去年の民泊に比べたらもちろん大変だったけれど。なかなか素敵な時間だったと思う。

ちょうど帰りのバスの中で、教採の結果が出た。校長先生はクールだけど空気を読んでくださる方なので、静かに報告しに行ったら静かにお祝いの言葉をくださったのに… 周りが大きな声を出すから、職員室中が祝福モードになってしまった。

 

 

10.5 20:21

「5-2って男子の方が多いんだね… 3、4人男子が多いと普通がちゃがちゃなクラスになるんだけど、2組はそうでもないから同数だと思ってた…」とある先生に言われた。十分がちゃがちゃしているし、何なら今日も休み時間つぶして男子3人泣かせましたが。

 

 

10.9 24:23

今日は早く帰るはずが、結局いろいろあって遅くなり、、、帰ってきてから急激に蕁麻疹が出てきて辛い、、、

休み時間に突然呼び出されて、教務主任に「採用前研修の日程申し込み、今日までだよ!」って言われるまで気がつかなかった。内定書類、未だに目を通していないのよね。やる気が出なくて。

 

 

10.10 24:24

夜になったら蕁麻疹がまた復活。実習の時の悪夢、再び。

 

 

10.13 14:08

本番楽しかった!…と言いたいところだけど、ハプニング満載だった。当日、直前に全体合唱の伴奏もさせられるなんて思いもよらず。しかも、、、楽譜として使っていたiPadが落下。屋外では紙は飛ぶからこれにしたのに。

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10.14 17:51

2日連続の本番を終えて疲れたところで、また明日から学校かと思うと泣けてくる。授業準備をしていないどころか、時間割すら確認していないのに。

 

 

10.17 7:40

この1ヶ月は陸上練習のためにずっとジャージ出勤だったから、久しぶりに平日にスカートとブラウスを着たら安心感。

 

 

10.28 22:03

せっかく手に入れた内定を蹴ってまですることじゃない。分かってる。分かっていますとも。けれど、人生は短いのよ。

心残りがあるまま働き続けるより、のたれ死んでも良いから興味のあることを少しでも多くやって生きていきたい。もう死んでもいいのにな、って感じる度に、ああまだこれやりたいんだった、っていろいろ思い出すわたしの脳です。

 

 

10.31 20:55

今日は5-2史上、一番良い日だった。特に何か大きなことがあったわけではないけれど。みんながそれぞれできることを頑張っていた。クラスの幸せを真剣に考えてくれた。

二学期が始まって2ヶ月。毎日すごく大変で、わたし自身余裕もなくて、子どもたちもがちゃがちゃしていて。でも、信じ続けていれば、こんな日も来るんだなぁ、って。今日はそんな一日だった。

 

 

11.5 24:50

ステージをつくるって大変だなぁと学生の頃思ったけれど、やっぱりすごくわくわくするし、楽しいよね。

「二小の音楽会はすごい」と噂に聞いていただけある。でも、同じ規模の運動会は職員全員でやるし、高学年だけの陸上だってそうなのに、、、なぜ音楽会の準備は音楽部だけでやっているの???

 

 

11.7 22:33

子供たちと過ごす時間は、毎日毎時間毎分毎秒「すごい!」と「はぁ…」の繰り返しで。本当にこのクラス大好き!って幸せを感じる瞬間と、もうここに居たくない!って投げ出したくなる時との差が激しい。

 

 

11.7 24:47

昨日はなんだか思うように弾けなかった。手首を痛めたせいでも、調子が良くないせいでもない。何となく、音に集中できなくなっていた。今日のリハーサルは、ピアニストとして淡々と弾こう。

 

 

11.9 22:07

体育館ではないような、綺麗に装飾されたステージ。時に実行委員を動かし、時にクラスに戻ってこんこんと話をし、時にピアノを弾き…。本当に楽しかった。子どもたちの姿に感動した。とっても幸せな音楽会だった。

ある先生が「二小の子どもたちの歌はやっぱり県No.1だね」と呟いた時、音楽部の先生が「いいえ、日本一です。」ときっぱり返していた。わたしも、今日の子どもたちの演奏を誇らしく思った。

けれど、なぜ、こんなに苦しい気持ちになるんだろう。

今日は音楽会が終わったらあまりに疲れて、何かを伝えられるほどの体力もなく、5〜6時間目は淡々と授業をこなしたのだけれど。その後の反省会で、先生方の前で話をしたらいろいろ思い出して声が震え。帰ってきて、子どもたちの作文と、今日のHappyBoxの中身を読んだら泣けてきた。

去年四中で教わったこと、感じたことがあってこその今年があり、大好きな自分のクラスがあり。二小に来れたからこその今がある。今のわたしの音楽がある。それは確かなことなのだけれど。

 

 

11.18 14:50

新宿にて、ピアニストのHさんとお会いしてきた。面接がてらだったのだが、とても楽しい時間だった。伴奏あるあるの話から、震災の時の話まで。何より、Hさんがわたしの話を聞いて涙を流してくださったので、わたしも泣きそうになった。この人のピアノを聴いてみたい、と強く感じた。出会いに胸がどきどきしたのは久しぶりだ。

 

 

11.20 24:11

何度も演奏したことがあるはずのステージだったのに、ピアノの音がどこまで届いているか、まるで聴こえなかった。単純に自分が衰えたのか、本当に不調なのか。

本番は楽しくて、いろんな先生が声をかけてくださって、これが最後かもと思うとなんだか胸がいっぱいで。それでも、きちんと響いているか分からないのが不安で、すっかり身体は冷え切っていて。教室に、子どもたちの中に戻ったら、なんだか安心したわたしがいた。

 

 

11.21 19:33

本当は5時過ぎの電車に乗って東京文化会館まで行く予定だったけれど、やはり主任の長くて無意味な学年会のおかげで諦めざるを得なくなり…。それでも「私用があるので」と言って学校を6時前に出てきてしまった。

せっかくだから夜ご飯でもと思って、大好きなお店に一年ぶりに行ったら、お店の人が覚えていてくださった。ただの平日ディナーのはずが、いろいろ話しながらビール1杯にワイン3杯も飲んでしまった。

4月からドイツに行く話をしたら「ドイツは白ワインが美味しいですよ」と言われた。ビールだけじゃないのね。いつもよく話をしてくれる店員さんと、ヨーロッパに行っていたシェフと、ついいろいろ話し込んでしまった水曜日の夜。

 

 

11.23 22:38

今日初めて、自分の口から、言葉にして「ドイツに行く」という話をしたら、少し実感が湧いてきた。スマホの天気予報にはとっくに地点登録済みなのだけれどね。

 

 

12.1 24:57

なんだか週末あたりから喉が痛いのが治らない。教室で怒鳴りすぎたかな。参観疲れが抜けないね。楽しい予定ばかりなのに、身体が追い付かない。技術も追い付かない。

 

 

12.2 10:03

表参道での演奏はBostonのピアノになるらしい。わたし、実はBoston弾いたことないのよね。

いや、、、よく考えると、智子先生のレッスン室で先生側にあったグランドピアノ、Bostonだったかも。(本番前だけ弾かせてもらえたやつ…)

 

 

12.6 18:44

研究授業、無事に終わりました。校長先生から「講師2年目、小学校1年目の先生がこんな授業をしてるんですよって、茨城の若手の先生方にぜひ見て欲しいと思った」と言われ、ブロック主任から「完璧に近い形だったと思う」と言われ… 頑張って準備して良かったなと胸をなでおろしている放課後。

去年、四中で「大場先生が担外なのにここまで愛されるのは、人柄もあるけど一番は授業力だと思う」と言ってくださった先生がいる。担任になって思うのは、学級指導はまだまだでも、堂々と授業していれば何とかやっていける、ということ。

わたしはピアノを弾いている時間の次に、授業している時間が好き。教員というのは真面目な仕事だと思っていたけれど、とてもクリエイティブな職業だということに気が付いた2年目です。いろいろ経験した上で、わたしはまた戻ってきたいと思うのだろうか。

それにしても、子どもたち本当によく頑張ってくれた! 研究協議で「○○がニコニコして算数の授業に参加してるの初めて見た」って言われたのがわたしにとって一番の褒め言葉だった。現に、5-2は算数の時間がいつも一番生き生きしていると思う。

 

 

12.8 12:24

新たに伴奏のお仕事が入ったこと自体は嬉しいのだけれど、来週までにオーケストラのスコアを読まなきゃいけないのはかなりハード。

 

 

12.11 20:08

6時に学校を出て、ウララで3時間練習してきた。二学期は成績とか初見とか、早めに出していたから一学期ほど大変じゃないはずだけれど、明日から読み合わせやら何やらで帰れなくなるのは目に見えているからね。

 

 

12.15 16:06

ホルンのコンチェルト、思っていた以上に楽しい。オケを弾くのは、というかスコアを読むのも約2年ぶりだけど、ソリストと合わせたらあっという間に感覚が戻ってきた。

 

 

12.16 20:41

完全にダウンしていた日曜日。明日の準備、何もしてないや。ふわふわした頭の中で、切なさと、悔しさと、ちょっとの温かさとが渦巻いている。

 

 

12.17 5:58

昨日よりは良くなったけれど、声出ないし、所見も成績も今日読み合わせなのに見直ししていないし、憂鬱な朝だ。

 

 

12.24 13:49

午前中の仕事を終えて移動中。午後はいよいよレコーディングです。こっちは今日と明日で完成。がんばろう。

 

 

12.24 17:28

なんだかすごく疲れた。練習量が足りない。できないなら引き受けるな、って自分でも思うけれど。大きかろうと小さかろうと、チャンスは逃したくないのよね。

とはいえ、いまはそのチャンスも掴みきれていないのが現実か。

月が不気味。泣きたいきぶんだ。

でもね。もどかしい気分にはなるけれど、今日のホルンの合わせは楽しかった。やっぱりオケを弾くの好きだなぁと思った。それは確かなこと。

 

 

12.25 24:03

今日は放課後、四中でソロコンの録音をしてきた。夜道を歩きながら、今年のクリスマスほどわくわくしなかったクリスマスは初めてだなぁ、としみじみ思った。

最近は夜中の12時過ぎまで弾いているのが当たり前になりつつある。寝不足のはずなのに、なんだか落ち着かないのはなぜ。寝る前にココアを作って飲んでいる。

 

 

12.26 10:21

今日は午前中年休もらって水海道の方で伴奏合わせでした。普通に常総線で帰る予定だったけれど、TXからの路線バスというルートで四中までの最短距離を行くことにしたら、20分間のランチタイムを獲得した。

忙しいし、練習時間も足りないし、体力的にも精神的にもなかなかしんどいけれど、いま本当に良い勉強をさせてもらっていると思う。

 

 

12.30 24:15

次は何を弾こうかな、って考えている時間が大好き。新しい曲を渡されて、初めて楽譜を見る瞬間が大好き。

 

 

12.31 0:19

晦日。来年のことをいろいろ考えていたら眠れなくなった。来年の今頃、わたしは何を掴んで、何を失って、何を考えて、何を想っているのだろう。昔から、先のことを考えては憂鬱になるけれど、そんな不安も嫌いじゃない。

 

 

1.1 9:09

友達の思い付きで、深夜23:50頃に集合して、鹿島神宮まで行ってきた。真っ暗な中の初詣は初めて。星が綺麗だった。

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1.3 15:24

家族で大洗へ。家族で初詣なんて、我が家初じゃないかしら。

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1.6 20:34

電車に乗っている時は、空(特に雲)を眺めているか、わたしと一緒に何かを走らせているか、夜の場合には、光がどんどん過去に流れてゆくのを見届けていることが多い。

今日みたいな日は特にそう。光が後ろに流れていくのを見ていると、自分たちは未来に運ばれていく感じがする。でも、わくわくじゃなくて、ちょっと切ないというか、こわいというか、、、

 

 

1.14 21:52

子どもたちの前にいるわたしも、それはそれで素のわたしだと思っているけれど。ピアノの前にいるわたしとは、また違うのよね。当たり前のことなのだけれど。そこの切り替えが、いま、上手くできないでいるような。なんだかしっくりこない感じ。

 

 

1.19 8:53

1/19(今日)→1/26→2/11→2/12→2/16…と、再び本番ラッシュです。今日は年明け一発目。楽譜と靴さえあれば何とかなる。よし。

 

 

1.20 8:37

「死んでもいい」と思うくらい心踊るようなドキドキと幸福感に満たされる日があれば、「死んでしまいたい」と思うほど物事全てを投げ出したくなるような日もあるよね。

 

 

1.20 14:34

本番の次の日って苦手。もうこの曲は練習しなくて良いんだ、って楽譜を整理しながら、なんだか指一本もぎ取られるような心地がする。

どんな演奏だって二度と同じ演奏ができないのは分かっている。けれど、伴奏は、相手がいなきゃできないことだから。またこの曲をやりたい、と思っても、一人じゃできないから。

これから3月まで、毎週のようにこんな気持ちになるのか。切ないけれど、嬉しいね。幸せだね。

 

 

1.21 19:25

学校でインフルエンザが増え始め、明日からとうとう隣のクラスで学級閉鎖。そんな中、うちのクラスだけみんな元気。「5-2は学級閉鎖はしないからね!残り50日切ったのに、1日でもみんなとの時間が減るのは嫌です!」と堂々と言い放ったわたしが真っ先にインフルエンザになりました。

 

 

1.22 14:59

身体はあちこち痛いし、食べ物も美味しくないし、咳は止まらないし、起きたら視界がぐらぐらするけれど… あと3日間もこうしてのんびりさせてもらえるなんてちょっと贅沢だね。そろそろみんな下校したかな。冷たい風が心地よい。

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1.29 24:07

今日届いた。ちょっとすっきりした。

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県の教育事務所から来た校長から「留学から戻ってきたらまた教採受けてくださいね、って連絡がきました。わたしもあと数年は校長だと思うので、戻ってきたら声かけてください。」と言われた。これで安心して向こうに行ける。

「わたしは貴女のことを全力で応援したいと本気で思っている。けれど、貴女の後ろには、受からなくて泣いている人がいることを忘れないで。」って。そう言われたのが、ますます、嬉しかったというか、勇気をもらった。ありがとうございます。

 

 

2.2 24:37

今日は保険に加入してヴィザ申請の予約もして…… いよいよ、という感じ。本当に楽しみで、早く行きたくて、ちょっとだけ寂しい。

 

 

2.3 10:59

守谷駅前でスイーツフェスタなるものをやっていた! 電車の時間まで15分ばかり余裕があったので、美味しい珈琲と手作りのイヤリングを購入。今日も陽射しがあたたかい。

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2.3 19:55

伴奏合わせ2件を終えて疲れていても、頭の中はピアノモードだから、帰ってきて4時間休みなく弾いていた。ただ、明日からまた学校だなんて信じられない。

 

 

2.7 21:21

今日の弦楽器鑑賞教室、誰が来るのか知らずにいたのだけれど、、、そのうちの一人(ビオラ奏者)が、以前に共演させていただいたことのある人でびっくり! 学校でお会いするなんて!

 

 

2.8 24:07

直前はピアノに触れないと決めている。3日連続でステージに立つというのは初めてだけれど。がんばります。

 

 

2.11 5:52

まだ日の昇らない真っ暗な道で、雪が街灯に照らされながら舞っているのが思っていた以上に綺麗だった。雪道なのに、思わず上を見ながら歩いていた。

 

 

2.11 21:00

いろいろ終えての、茨大の卒演を聴きに行った。夜には集まった同級生で同窓会もしよう、と。

しかし演奏中、それは突然やってきた。ここまで酷いのは久しぶりで、動揺した。歌曲のたった3分が、全く聴こえなくなっただけでなく、ものすごい長い時間に感じた。ここで倒れるわけにはいかない、とりあえず水を飲もう、と思って力を振り絞ってホールを抜け出した。水海道から一緒だった友達に一言声をかけ、ホールを出たところで歩けなくなった。友達の助けを借りて、車で休ませてもらった。30分もしたらだいぶ落ち着いて、電車で帰るから、皆には何も言わず、疲れたから帰ったよと伝えてと友達に言った。しかし優しい友達は、わざわざ自宅まで送ってくれた。

何だか、力尽きてしまった。身体の中のエネルギーが、底をついた気がした。久しぶりに怖い思いをした。

 

 

2.13 7:45

やっぱり身体が重たい朝。教室を飾って気分だけでも上げてみた。

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2.15 12:55

申請してきました。いよいよ。

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2.16 21:14

30時間くらいみんなでいたから、なんだか結婚式さえ遠い昔に感じられる。夜景を見て酔うくらいには疲れたけれど、この疲労感も心地好い。

お別れする時に「次は大場さんのお見送り会ね!」と言われて嬉しかった。この繋がりはずっと大切にしたいね。ゆりな、本当におめでとう。

 

 

2.16 24:55

疲れたのに。明日も本番なのに眠れない。何もできなかった。何も。あああ。消えていなくなりたいと思った。こんなに幸せな日はない、ってくらい楽しい二日間だったのに。こんなに恥ずかしい思いをしたことは無い、ってくらい自分の力不足を実感した日でもあった。

いくら寝る時間を削っても足りない。いくら音楽性を高められたとしても技術が追いつかない。大切な一日だったのに。この本番ラッシュの中で一番力を入れて練習してきたのに。緊張したなんて言い訳だけでは逃げられない。まざまざと現実を知らされた。己の力を過信しすぎていた。

ダメだね。こんなに大切な日に、自分のベストを出せなかったことが悔しくて仕方がない。お風呂に浸かりながらいろいろ考えていた。こんなに幸せな日なのに、どうしてこんなに苦しいんだろう。どうしてみんな優しいんだろう。

 

 

2.17 17:37

本番ラッシュが終了したので特急で帰る。年明けから毎週末本番という過酷な日々をなんとか乗り切りった。とても疲れたけれど、とても充実していた。出国までの本番はあと2本だけになってしまった。この後の土日は教習とベガルタと会いたい人に会うのに使います。

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2.18 21:40

今日ようやく職員会議で来年度のことをお話できました。温かい拍手で「おめでとう」と言ってもらえてびっくり。

 

 

2.22 21:03

はやぶさ2タッチダウン、中継観たかったな…! 今朝ドキドキしながら学校に行って、朝来た子どもたちに「先生!はやぶさ、無事に着陸しましたよ!」と報告されて初めて成功したことを知った。着陸、とはちょっと違うけれどね。笑

そんな本日、はやぶさのニュースとともに、わたしの名前が河北新報に載りました。おじが写真で送ってくれた!

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そして、疲れていたけれど、懇談会で保護者からたくさん嬉しい言葉をもらって泣きそうになった一日でした。この1年間はわたしの人生にとっても大きな糧になったと思う。

 

 

2.28 19:34

今日は良い日だった。5年生、初めての行事、本当によく頑張った。あの子たちと一緒に演奏ができて幸せだと思った。その後の5時間目は授業変更してぐだぐだと道徳をやりながら泣きそうになった。幸せな1日だった。

とても疲れたので、18時前に学校を出てお気に入りのイタリアンへ。

宴会があって料理が遅れますとのことで、オーナーが赤ワインをサービスしてくださって…… さらに、ピスタチオのケーキと、温かい紅茶までいただいてしまった。「帰国した際にはぜひ」と言われたけれど、出国前にまた来ようと思う。

 

 

3.4 24:15

冬と春の間。街灯に光る雨水が、なんだかすごく感傷的で。

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3.6 22:55

久しぶりに、母に髪を切ってもらった。高校生の時以来かな。

 

 

3.8 22:46

昨日はずっと頭が痛くて、帰ったら38°あって、汗びっしょりで明け方に目が覚めて、でも今朝には熱も下がっていて…。今日も一日疲れたけれど、溜まっていたものが身体の中から出て行った気がする。

 

 

3.10 21:42

ゴミを出しに外に出たら、春の風を感じた。

本番の日に電車が止まるなんて!!!そんなスタートだったが、今日もまた無事に終了。

平日は「あと○日しかないのか。寂しいな。がんばろう。」と思うのだけれど、休日が来ると「早く仕事辞めたい。もっと弾きたい。」と思う。年明けから、平日と休日とでまるで違う時間を生きている。

大学時代の友人(同期)Nが、立派な指揮者になっていた。かっこよかった。元気をもらった。

 

 

3.10 25:03

疲れて布団に入ったはずなのに、降り出した雨の音を聴いていたら眠れなくなってしまった。日曜日の夜は苦手。でも、雨が降っていると、ちょっとだけ楽になる気がする。

 

 

3.11 22:44

こんなわたしが、いま、子どもたちに「命を大切に」と語る。わたしごときに何が伝えられるのだろうかと疑問に思いつつも、その時は、割と本気で語っている。不思議なものね。

 

 

3.13 21:05

卒業式のしおりの職員一覧の中に、わたしの名前も入っていたらしい。今日出席した教頭先生が教えてくださった。3年間の振り返り写真にも。とっても嬉しい。

みんなに会いに行けなくて本当に残念だけれど。良い旅立ちの日になったようで。わたしも幸せ。

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みんながいつにない笑顔で作った白玉を食べているのを見て、あぁ、これが紛れもなくわたしのクラスなんだなぁ、と実感した。29人、全員がニコニコしているのを見て、心から幸せな気持ちになった。

 

 

3.16 12:07

何となく喉に違和感があるのは花粉のせいだと思っていたけれど、まさかこんなになってしまうとは。今日は合唱団の6年生を送る会でしたが、全く声が出せなくて残念でした。

掠り声すら出ないのは初めて。本当に声を失ってしまった気分。今日もいろいろと大事な予定が詰まっていたのに延期してもらう。なぜ今日なのかしら!

 

 

3.18 21:15

先日病院で吸入したら掠れ声が出るようになったが、子ども達とは口パクで会話。みんな必死に通訳してくれた。ただ、本当に、一度咳が出ると喘息みたいになって子供の前にはいられない。飴を舐めていても防げないから、明日の卒業式も憂鬱。

いろんな先生からいろんな種類の飴をもらって、今日も9時過ぎまでしっかりお仕事してきた。病院では「月曜日また来てください」って言われたのだけれど… 明日の午後はどうにか行けるかしら。

 

 

3.19 18:29

袴を着て、涙を拭きながら歩いて行く6年生の先生方を見て、素敵だなぁと思った。やっぱり小学校も良いな、と思った。きっと、どんなに嫌なことがあっても、この日に全てまっさらにできるんだろうな。きっと、それが“先生”としての喜びなんだろうな。

声は40%くらいまで回復したけれど、咳のおかげで夜中3回くらい目が覚めるので眠くて眠くて。今日は早く学校を出て循内の先生に診てもらった。音聴いて、気管支かな、と呟いて「夜眠れるように薬出しとくね」ってパパッと対応してくれるあたり、気持ちが良い。

学校の先生に得意不得意があるのと同じように、お医者さんもやはり専門の先生が良いのだということを知ったのはつい最近。

 

 

3.21 7:45

昨晩はぐっすり眠れました。声も60%くらいまで回復。ゆっくり眠っていたいところだけれど、もう今日しかないので大使館までヴィザの受け取りに行ってきます。

 

3.21 10:07

春の風に、胸がざわざわする。

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3.22 22:59

気が重かった本日の飲み会でしたが、ばっちり二次会に参加するくらいには楽しかった。結局いつもそう。

今年は子どもたちからサプライズで寄せ書きをもらいました。本当に知らなかったのでびっくり。

ホームルームが1時間しかなくて最後に何も語れなかったけれど、この1年間でたくさん子どもたちと話せたし、きっと届いていたんだなと思う。帰りの会の「先生のお話」になって前に立った時、声より先に涙が出てきた。今までの25年間で3本の指に入るくらい、最高の1日でした。

そして今、ようやくもらったメッセージや手紙を読んで、改めて泣いている。この一年間わたしの核だった“本当の幸せ”を、みんなも感じてくれたのかしらと思うと胸がいっぱいになる。あの子がこんなことを?なんてコメントがいっぱいあって、大人になったなぁ、これがわたしのクラスなんだなぁ、って。

 

 

3.23 16:41

まだ声が戻らない。体調もいまひとつ。昨日の夜から気温もぐっと下がったせいかな。

春は大好きな季節なんだけど、センチメンタルになるからダメ。

 

 

3.27 22:10

心を込めて隅々までお掃除をして、教室にさようならをしてきた。あともう一回だけ行けるけれど。さみしい。

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3.28 10:42

学科試験、合格しました。勉強不足すぎて緊張した。今年プレッシャーだったもののひとつ。無事に免許取得できました。国際免許証もいただきました。

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3.29 21:28

離任式での写真、どれも笑顔、笑顔、笑顔…。5-2の保護者も、四中生も結構たくさん来てくれて。二小の先生方には、あたたかく送り出してもらって。本当にほんとうに、幸せな旅立ちの日となりました。

 

 

3.30 22:59

恒例の晩餐会にて。餞別なんていただいちゃいました。ありがとう。頑張るね。

 

 

3.31 25:53

恩師を囲んでの四中吹部会。10年ぶりの友達も多かったけれど、みんな変わらず。何より、それぞれいろんな形で音楽を続けていて、そのルーツに必ず恩師の存在があるのも感慨深かった。

 

 

4.1 24:28

いろんな人が連絡をくれて、幸せな出国となりました。令和という元号の始まりにぴったりの年にしよう。

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