最近心動かされたものたち。
①ピアニスト 角野隼人さん
アレンジで本家本元と違う良さを出せるのはリストくらいだと思っていたけれど(大袈裟)、角野さんのアレンジはとてもすてき。
センスの問題だけではなくて、膨大な知識と、努力の賜物なのだろうなと思う。
そして今回の着眼点と表現が、もう、ね。
②映画 劇場 / 原作 又吉直樹
心が荒んでいたので、部屋を真っ暗にして映画を観た。
スピーカーから聴こえる雑音も、主人公の語りも、なんとも言えないテンポ感も、心地良かった。
荒んだ心にズキズキ刺さって、ますます病むような映画だった。
アマゾンプライムで、コロナ禍の特別上映のような感じで無料で、期間限定で公開されたのでありがたい。もう一度、映画館で観たいと思った。
③蝉の抜け殻
理科の実験のために、100円ショップで買ってきたきゅうりとゴーヤ。
きゅうりは最近立派に実り、収穫もできた。ゴーヤも恐らくもう少ししたら立派に育つだろう。
その葉っぱに、あまりに綺麗に残っていた、蝉の抜け殻。
④ネオワイズ彗星
せっかく久しぶりに晴れたから、日没から外をふらふらしていたが、ちょうど大熊座の下半分あたりからの雲が無くならず、カメラで露光時間長めに撮ってみてもだめだった。
土星も木星も綺麗に見えているのに。また1週間先まで雨や曇りが続きそうなのに。
だれか、わたしを雲のない場所まで連れて行って…… と叫びたい気分だった。
写真家のKAGAYAさんの写真を拝借。
こんなに綺麗だったらしい。
⑤谷川俊太郎さん
チャールズ・M・シュルツ氏が半世紀にわたって描き続けた『ピーナッツ』1万7897作。その全作品の翻訳を、谷川俊太郎氏がついに終えられたそうだ。
わたしがスヌーピー好きになったきっかけは谷川俊太郎さんなのだ。
全作品翻訳だなんて。すごい。全て読みたい。
https://twitter.com/shuntarot/status/1281038142225539072?s=21&t=8btja7ppnqpV4ypHeglo5g
⑥選挙
最近は都知事選が話題になったけれど、ドイツのある団体が実施した投票率をあげるアイデアが単純明快で膝を打った。
通常はアクセスできないエルプフィルハーモニーのコンサートホールの舞台や、サッカークラブのボルシア・ドルトムントの更衣室などに投票所を設置した結果、投票率が13%アップしたそうだ。